みそパイ

ケイスケが旅立った。
川崎が『みそパイ』をあげた。
ケイスケが一瞬嫌な顔をする。
だが
『いや、うれしいよ』
自分の中でケイスケは友情だとか愛情だとか
そういうことを表にだすのに抵抗がある、
シャイな奴。だと思っていた。
だからあの瞬間。
自分の中ではケイスケ、川崎、ケントは親友であると
思っている。
だからあのときの言葉で、
ケイスケの素直な気持ちを見れた。よかった。
なぜか俺がうれしかった。
ケイスケ向こうで大きくなって帰ってこい。
そしてまたあいましょう。